Pixel 6 の音声入力のファーストインプレッションは結構微妙

楽しみにしていた Google の Pixel 6 が届きました。そして噂の音声入力を試してみたのですが、正直言って結構微妙です。

まずセットアップに意外と手間取りました。何度やってもなかなか音声アシスタントの入力の部分のトグルがオンにできなくて調べてみたところ、 Google のフォーラムの方で同じような質問がいくつもあって、基本的には電源を切って 5 分経って、また入れろと言う非常に原始的な処方箋があって、それを実行したら確かにできるようになりました。

音声入力の性能自身は割と良いですが、 Windows 11 に比べるとマイク依存でして、マイクの距離が近い時は正確なのですが、遠い時にややウィンドウスに比べると誤入力が多くなります。

そして一番微妙なのがこのピクセル 6 という端末そのものです。まず 200g オーバーなのでかなり重い。あと、私は安い方を買ったのですが、高級感がないのです。Android の端末の中では中堅機種です。だからといってプロを買うかと言うと、私曲面の液晶があまり好きではないのでプロにはしませんでした。

そして肝心の音声入力ですが、音声入力の性能をそのものよりも UI があまり使い良くないのです。

Windows 11 ですと勝手に確定していくのですが、ピクセル 6 の場合には入力し終わった後にもなかなか確定していかないのと、あと入力しようってもそのまま入力待機状態になるので、自分がもう一度マイクボタンを押してここを確定するという意思表示をしなければいけません。しかも、これもピクセル 6 の入力が一通り終わって止まった時でないとうまく作動しないのです。

そして、何と言ってもマイクボタンが小さくて、このボタンを毎回オンオフするのは結構微妙です。一応音声でもできるのですが、多少めんどくさいので指でやってしまって、そうすると面倒だなと思うことが増えます。

そして今のところ致命的だったのはリモートマウスの音声入力がうまくいかないのです。そういえば、もともとのGboardもリモートマウスの相性が悪くてうまくいかなくて、 Google の音声入力を直接呼び出していたということを今更ながら思い出しました。

Simejiは最初に入力した時にサーバーに引っかかることがあって、これさえなければとても良いソフトなのですが、ピクセル 6 の場合にはそういった引っかかりは一切ありません。

ただ、やはり特定の端末依存というのがどうも致命的でして、わざわざこの音声入力のために私の携帯を乗り換えるかどうかと言うと、そこまでの魅力がないというのが正直なところです。とりあえずは、サブの携帯としてしばらく持ち歩いて様子を見てみようかなという感じです。でも、サブにするには 200g オーバーだからちょっと重いんですよね。

またもうちょっと色々試したらレポートします。もちろん、この記事はピクセル 6 の音声入力で書いていて、ほんの少しだけフリックで直したところです。

追伸

リモートマウスの設定は無事うまくいくようになりました、ポイントはリモート設定画面の中でグーグルの日本語入力をうまくいかない時はこれをトグルするというものを見つけたことでした。これで相当使い勝手変わりました。