音声入力のマイクは口に近くないと、声が届くのにほんのわずかに遅延が発生するということがわかりました。だから、ピンマイク一択でした。

音声入力を始めて数年間になりますが、音声入力に関してここ最近の発見は何かと言うと

「自分の口に限りなくマイクが近くないと、そもそもマイクが音声を拾うのに遅延が生じる」

ということに気づいたことでした。

なぜこれが分かったかと言うと、元々私が使ってるノートパソコンは割とマイクの性能が良いのでこれまでわざわざピンマイクを使っていなかったのですが、なんとなくピンマイクを使い始めたところ明らかに音声入力のスピードが早くなったのです。

なぜだろうと思って考えた時にピンと来たことがあって、それはアタリマエのことでしたが

「声は光と違ってスピードが遅いので、数十センチメートル単位でもわずかに遅延をする」

ということでした。そしてそのわずかな遅延が、音声が言葉としてコンピュータに伝わってから日本語に変換されるレスポンスが悪くなるのです。

なのでもし音声入力をしようと思ったら、基本的にはパソコンでもスマホでもピンマイク一択だし、スマホでピンマイクなしで録音する場合にはマイクのそばに口を近づけて話す必要があると思います。

そういうわけでして今はすっかりピンマイク愛好家になって、家や鞄の中にピンマイクが溢れています。