引っ越し1週間、スーパー快適です。忘れないうちに、成果をインパクト順に5つ、まとめておきます

おかげさまで無事引っ越してから1週間が経ちました。本当に快適すぎて、何で早く引っ越ししなかったんだろうと、後悔するレベルです。

何が快適になったんだろうということなんですが、多分あと1年とかすると忘れてしまうと思うので、今のうちに書き留めておきます。

まず、前提としては都内から都内への引っ越し、どちらもだいたい都心部です。そして、低層マンションから一軒家でどちらも賃貸ということをイメージしておいてください。

引っ越して便利になった事5点、インパクト順です。

第1位 家具をすべて、軽量のものか可動式にして、レイアウトを自由にしました

とにかく色々な形でライフスタイルは変わるし、価値観は変わるし、優先順位も変わるんですけれどもこれまで何が一番問題だったかというと、私の前の家は造作や特注の家具が多かったので、人間が家具に合わせて生活をしなければいけないということでした。

そして大きくて重すぎて当然私1人の力で動かせないわけです。そこで強く反省をしまして、新しい家というのは全て私の1人の力で動かせる10キロ未満のものにするか、あるいは10キロを超えるものについては、キャスターなどをつけて必ず自分の力だけで動かせるように変えました。

そうすると掃除をする時にも簡単ですし、よく私は VR をしますが、 VR をする時にもこれまで一箇所しかできなかったのが、片付けると家の中の3か所ぐらい VR ができる場所が増えましたし、とにかく人が来た時にも人が来た用のフォーメーションに変えたり、何でもできるので生活の自由度が上がったのです。

家具も特注とか立派なものは全てやめて、私がサイズを測って自分でネットで注文して自分で組み立てられるだけのものにしました。そうすると、それこそ引っ越す時でも、あるいは処分する時でも全部私が管理をできます。

要はデスクトップパソコンとスマホみたいなものでして、今時もうデスクトップパソコンを使ってる人はいないと思いますが、古い重い家具というのデスクトップパソコンのようなイメージでして、それを全部スマホに変更した感じです。

大型テレビもはじめは置いていこうと思ったのですが、大型テレビが悪いというよりは壁掛けにしてしまって動かせなくて自由度が低かったのが悪いと考えて、壁から剥がして8000円ぐらいに安いテレビスタンドで稼働式のものを買ってそれに付け替えたところ、本当に役に立っています。 YouTube Music やNetflix が好きな場所で自由に見られるのです。動く巨大なタブレットみたいな感じです。

第2位  収納の最小化と見える化の徹底

前の家の使い勝手が悪くなってしまったのは下手に広かったので、やたら収納があって、そこに無限に物が増えていったからという理由です。そうすると本来生活に必要なのはフロー部分だけなのに使わないストックに埋もれてしまって、身動きが取れていないような状態でした。動かない家具とあふれかえるものの中で人間が小さくなって暮らしていた感じです

こちらもそれこそ必要なものは全部ネットに簡単に発注して届けてもらえる時代ですから、少なくとも家の中にストックを持つ必要はないし、必要だとしても最小限のものだけで良いのです。また、子供の小さい頃のアルバムや成績表、あるいは税務や契約書関係など捨てられないけれども、家の中にいなくても良いものについては、外部に倉庫を変えてそちらに持って行きました。

第3位 エレベーターとオートロックとドアの山からの解放!!

とにかくこれまでマンションなので当たり前ですが、いつどこに行くにもエレベーターか階段を使う必要がありました。しかも自分のリビングのドアを開けて、玄関のドアを開けてエレベーターを降りて、またマンションから玄関に出るをドアを開けて玄関から外に出るドアを開けてって言ってたような形で、ほんの少しコンビニに行くにも5回ぐらいドアを開けないといけないのです。

それが今は玄関のドア一つで十分になりました。セキュリティ上問題があるのではないかとよく言われますが、もちろん鍵はかけていますし、セキュリティサービスも契約していますし、監視カメラもありますし、狭い私道の奥なのでそんなに変な人も来ませんし、リスクを感じたことは今のところありません。

むしろマンションの場合、オートロックだからと言って、宅配便とかで他の部屋に入ってしまえば私の部屋には簡単に来られるので、それほどリスクが変わるとは思えないのです。

ある意味、これも第1位の話と同じでして、要は自分の稼働率を上げるために、どのような仕組みが必要かということを考えるわけですね。

第4位 都市ガスと家中に簡単に届く早いネットは正義

これまではオール電化のエコキュートだったのですけれども、前からガスのお風呂が欲しくて欲しくて仕方がなくてようやく手に入りました。好きなタイミングでお湯を沸かせてわかし直しができてキープできるというのは本当に最高です。シャワーの水圧も高くなりましたし、台所でお湯を使う時にも素早く出るようになりました。本当にガスは最高です。

ネットはこれまでマンションでしたけれども、マンションのネットは遅いので、一軒家のネットを別途引いていたのですが、それでも何が辛いかというとネットのルーターがある部屋は遅くないのですが、マンションですから鉄筋コンクリート作りなので、他の部屋に行く時に電波が遮断されてしまって、とにかく遅くなっていました。下手したら繋がらないので、寝室の奥などはメッシュルーターでつないでいたので本当に遅かったです。

それが木造の一軒家になったところ、NTT の装置からの距離が多少遠くてもほとんど減衰せずにネットが届きます。木造って本当にすごい。気になる静寂性や断熱性能ですが、住んでる限りにはほとんど不自由を感じません。むしろ私道の奥に入ったので静かなぐらいです。

マンションとオール電化が当たり前のように感じていましたけれども、木造とガスのような古い技術の方がかえって優れてる点があるのだということを学びました。

第5位 信号なく歩いて数分で行けるスーパーマーケットはQOLを爆上げします

これまで最寄りのスーパーマーケットは徒歩8分で、しかも坂を登って行かなければいけなかったし、信号もあったのですが、新しいスーパーマーケットは徒歩3分半で、しかも信号がないのであっという間に着きます。

コンビニ感覚で行けますので、コンビニにあまりに行かなくなりましたし、スーパーマーケットに行く時に、これまではいちいち自転車を用意する必要があったのもいらなくなりました

ここまで便利だとネットスーパーを使うよりも歩いて行って、お肉やお魚や野菜を買ってきてしまった方が早いので、自炊率もものすごい上がりました。QOL を上げるためには、良いスーパーのそばに住むのが大事ということを話には聞いていたのですが、本当に今実感しています。

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とにかく何を変えたかというと、ありとあらゆることについて、なるべく動きやすいようにする、変化に対して対応できるようにするといったような形で家の設計思想を変えたことだと思います。

もちろん前の家の方が良かったこともありまして、例えば地下の駐車場・駐輪場がなくなってしまったので、車と自転車のバイクの停め場所についてはまだ試行錯誤中です。雨や風との戦いがこんなに大変だと思いませんでした。台風の時にとにかく自転車を倒れたり、水がたまりまくっていたのです。バイクは今のところ良い置き場所を見つけられていないので、まだ新居に持ってきていません。

マンションでなくなりましたので、ゴミの処理も全部自分で管理をする必要があるので、まあまあ緊張して、燃えるゴミの日と、資源ごみの日と、燃えないゴミの日についてカレンダーに記載をして出し忘れがないようにしています。

台所もかなり狭くなったので、ホットクックとヘルシオも1台ずつにしましたし、ガスを使わないので、その上にカバーをしてなんとか運用しています。調理をする場所も小さくなったので、小さなまな板で切ってきます。

まあ、それでも動きやすくしたということに対してのメリットの方が色々細かい利便性がなくなったことによるデメリットよりもはるかに大きいので、とにかく家はスマホのようにするに限るというのが今回の結論です。家というファシリティに対する考え方や優先順位を変える必要があるなと思いました。

とにかく、なるべく少なくして、モジュール化して、自分の専有物をなくしていきたいです。