結局音声入力は、リモートマウスをメインで、Windows10の音声入力を修正用に使うことにしました。

ここ数日間、いろいろ音声入力を試していますが、結論としては、以下のように使い分けることにしました。

その1 やはりメインはリモートマウス。ただし、リモートマウスの端末をiPad Proから普通のiPadに変えました。

なぜリモートマウスをメインにするかと言うと、環境を選ばないからです。Windows10 の音声入力は、Microsoft Wordの時はすごく良いのですが、ほかのソフトだと修正ができないし、おまけに画面がいろいろあるほど音声認識コマンドと間違えるので、誤動作が多くなります。

また、Windows10の音声認識はつけっぱなしにできるのがメリットなのですが、つけっぱなしにすると結局鳥の鳴き声とか洗濯機の音とか生活雑音を拾ってしまうので、リモートマウスと同じようにオンオフをすることになりますから、それであればリモートマウスを最初から使ったほうがいいです。

そしてなぜiPad ProからiPadにしたかと言うと、これはとても細かい理由なのですが、

リモートマウスを立ち上げたときに、iPadなら、マイクのボタンの位置を画面内でキーボードを自由に動かせるから、です。

iPad Proのリモートマウスだと、他のiPad Pro系のソフトウェアでもよくあるのですが、キーボードの位置が1番下に固定になってしまいます。そして認識率はiPad ProとiPadでほとんど変わりません。

iPadにすると自由にキーボードの位置を動かせるので、私が画面を見なくても無意識に押すところにマイクのボタンを置いておきたかったのです。そうすると、タッチタイピングでキーボード打つのと全く同じ感覚で、iPadの画面のマイクボタンを全く見ないでオンオフができるようになります。

その2 細かい入力ミスの修正をWindows10 の音声入力で行う。特にiPadでは全く出ない単語を登録して、微修正に使います。

これまでiOSが間違えた時に、ウィンドウズ側の通常のキーボードで親指シフトを使って直していた作業を、Windows10の音声入力で修正を試みます。

特に通常のブラウザではあまり力を発揮しませんが、Microsoft Wordのときには、対象となる言葉を反転させてWindows10 でもう一度入力をし直すと、10個位候補が出てくるので、運が良ければその中にだいたい候補があります。

またその中に候補がなければ、Windows10のほうに単語登録をしてあげれば、次回からその候補が出てきます。

つまり、リモートマウスをiPadの画面を見ないでオンオフができるようにしたのと、リモートマウスで変換しきれない部分を、これまでキーボードで変換していたのを、Windows10標準の音声入力を単語登録を併用して使うことで補うわけです。

音声入力を修正するときにキーボード入力を使うと、どうしても集中力が切れてしまったのですが、修正も音声入力ですることによって、能率がより上がりました。

ちなみに、アンドロイド端末を使って、Swype Keyboardをつかった音声入力を試してみたかったのですが、今このソフトウェアは日本国内ではダウンロードできないようになっているため、断念しました。

まぁとりあえず今、リモートマウスとWindows10で非常に快適に音声入力ができているので、アンドロイドを使うのは宿題にしておきます。