Windows10の標準の音声認識も、意外といけます。コツは、単語登録をしまくることです。

レッツノートでは、長文を書くときにはGoogleドキュメントで音声入力を使えばいいのですが、Facebookやその他でちょっとしたコメントをつける時に、いちいち、Googleドキュメントを開いてコピペをするのは現実的ではありません。

そういう時には、Windows10の標準の音声認識を使うとそこそこ便利なのですが、残念ながら、音声入力ソフトとしてはさほど性能がよくありません。

SiriやGoogleに比べると、なんといってもクラウドにつながっていないので、ローカルで処理をしていますから、文脈の解釈能力や、単語の量に限界があります。

そこで私がやっているのは、一度間違った語句のうち、このあと複数回使うと思われるものは、とにかくローカルの辞書登録を自分の声でしてしまうことです。

Windows10の付属のトレーニングを行うよりは、こちらの方がダイレクトに効きます。

さらに、デフォルトでは、ディクテーションパネルを有効にするにチェックが入っているのですが、これを解除してあげると、毎回選択肢の中から選ばずに済むようになります。

聞き取りの性能はSiriに劣りますが、一点だけSiriより便利なのが、音声入力パネルを出しっぱなしにして、キーボードと併用できることです。

これは、Googleドキュメントの音声入力と同じですね。ただ、Googleドキュメントの音声入力は句読点が入りませんが、Windows10の標準の音声認識は、句読点が入ります。

まだWindows10の標準の音声認識の使い方は試してみたばかりなので、もうちょっと研究していきたいと思います。

そうそう、たまにはWindows10の音声認識は、ローカルの学習ファイルが壊れたりするので、これもまめにバックアップを取ってあげなければいけません。

まあこの辺も、慣れですので、仕方ないなと思います。

しかし、さまざまの音声入力も、SiriとGoogle音声入力、それにWindows10、を併用してると、だんだんわけがわからなくなってきます。まぁ、それぞれ一長一短なので、使い分けるしかないですね。

それでもキーボードから入力するよりはどの方法も楽です。

Windows10の標準の音声入力は、ほとんどの人が使いものにならないということで、使っていないと思いますが、辞書登録をして、かつ、ディクテーションパネルの選択のオプションを切ってあげると、それなりに使えますので、もしよかったら試してみてください。