無事東京に戻ってきました。そして大分にいた三日間、何十回も聞かれて、何十回も答えた話をブログにまとめておきます。それは何かというと、
「なぜ、若返えったのか!!」
です。
というのは、エンジン01関係で、去年とか一昨年にあった関係者からとにかく何回も聞かれたり、夜楽という参加者の皆さんと夕食をとりながら歓談をする会で聞かれたり、あまりにも聞かれまくったので。
要は、数年前に会った記憶の映像と、いまの私をくらべると、どうも若くなっている、という印象が関係者にあるらしいのです。
正直、私は自分のことなので、よくわかりません。とりあえず、今の映像はこちら。
で、BMIを2012年に25前後から20にから落とした話はしましたが、ここ数年は体重自体はさほど変わっていません。でも、2016年くらいから、一番変えたのは何かというと
シュガーフリー
にして、とにかく、砂糖の摂取を極力避けるようにしたことです。
もちろん今の日本で砂糖を0にすることはほぼ不可能ですが、以下のような習慣を心がけています。
- なるべく自炊にして、家で作る時は、砂糖、みりん、酒、麹の類をまったく入れない。黒砂糖も合成甘味料も入れない。
- 外で食べるときや、加工食品を買うときには、できるかぎり、素材をチェックして、砂糖、果糖ブドウ糖液糖、異性化糖などの「糖」という表記があるもの使ってるものは避ける。
- 生果物は食べるが、ケーキは食べない。フルーツジュースは飲まない。
- 外食では、出来る限り砂糖が入っていそうなもの、例えばドレッシングはかけないでもらって、自分で塩とオリーブオイルをかける。
- 清涼飲料水の類は一切のまない。コーヒー・紅茶にも砂糖を入れない。
日本人は、平均1日69gの砂糖をとります。アメリカ人は95gです。一方、WHOの推奨は
たったの25g
です。
砂糖の過剰摂取は単なる肥満だけではなく、糖尿病や心臓病のもとになるという疫学結果が出ています。しかし日本で普通に暮らしていると、気をつけないと25g以内に抑えるのはかなり難しいです。
砂糖は血糖値を乱高下させたり、食欲コントロールを失わせたり、AGEの原因になったりなど、あまりいいことはありません。
しかし、なぜ、多くの人が砂糖の虜になるかと言うと、アルコールやニコチンと全く同じく、依存性が非常に高いものからです。そして、食べれば食べるほど、もっと食べたくなります。脳に砂糖大好きエイリアンが取り付いてしまうのです。
実際、禁煙や禁酒をすると、リラクゼーションのためスイーツに走る人が多いそうです。
そしてアルコールと同じ位かそれ以上に世界に出回っているため、声高にシュガーフリーを唱えると、反発も大きく、また、いろいろと言われてめんどくさいわけです。
ただ、シュガーフリーを実行していると、とにかく外食したときの砂糖に非常に敏感になります。大分でも、天つゆやしょうゆに明らかに砂糖が入っていて驚きました。煮物もそうとう甘かったです。そういうものが、ちまちまと体に入っていきます。
砂糖の過剰摂取に対して警鐘をするドキュメンタリー映画はいくつかありますが、この辺が面白いと思います。
WHOのリリースの日本語訳
WHOの勧告の原文はこちらです。
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/149782/1/9789241549028_eng.pdf
記事はこのへんですね
こういった情報を信じるか信じないかは、情報取った人の自由だと思いますが、もし少しでもピンとくるものは、期間を決めてやってみることをお勧めします。
そして私が年中、ホットクックの話をしているのは、ホットクックのような調理器具があると、砂糖なしに美味しく料理ができるからです。
1/30追記
こちらのような考察をいただきました。遊離糖と肥満やアンチエイジングの関係について、わかりやすくまとまっています。