車中泊仕様アリアは、結局、市販品でカスタマイズし直しました

こちらで書いた、アリア車中泊仕様、その後、いろいろ試行錯誤しながら、たぶん、この頃に書いた

・ベッド

・テーブル

・布団

ぜんぶ、カスタマイズし直しています。そして、カスタマイズし直しに使ったのは、すべて市販品です。

katsumakazuyo.hatenablog.com

まず、この最初の専門業者さんに委託して手伝ってもらったベッドとテーブルのカスタマイズ、コンセプトの学習にはばっちりだったんですが、いかんせん、私の体格では、作ってもらったベッドとテーブルが木製で重すぎて、まともに動かせません。そして、アリアは狭いので、スペースもかなり圧迫します。とにかく、人を乗せるときに、ベッドとテーブルを片付けるのがものすごく大変なのです。

木で作ったものというのは、大きいとものすごく重くなるので、基本的に動かすことがあるときには向かないと言うことを学びました。

また、もともと荷室と後部座席を倒してベッドにしていたのですが、これだと、ゴルフバッグが荷室に入らないので不便なのと、あと、後部座席がフラットにならずにわずかに斜めになるので、寝ているときに気持ちが悪いのです。

そこで、すぐに片付けられること、荷室ではなく、シート側でフラットにすること、を目標に、ベッドについては以下の3つの市販品を組み合わせることにしました。

その1 くるマット

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車種ごとに、どのスロープクッションを組み合わせばいいのか、細かくリストがあるので、それを参考にすると、シートとこのクッションを合わせると、ほぼフラットの状態が完成します。

その2 アキレスのマットレス

フラットになったところに、こちらのマットレスを敷きます。

これは幅60センチと80センチと両方試しましたが、やはり、多少シートからはみ出ても、80センチの方がのびのび寝られます。

その3 キャンピングカー専用寝具

これは幕張のキャンピングカーのフェアに展示されていて、とびついて買ったものです。キャンプ用と違って、エアコンが効いたところでコンパクトに使う、ということに特化していて、車内で本当に便利です。ちょっと高いのですが、それだけの価値あり、です。

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とりあえず、この3つの組み合わせで、寝る方はバッチリです。くるマットは敷きっぱなしですが、マットレスと寝具は片付けて、荷物室にいれています。

そして、悩んでいたのはずっとテーブルで、作ってもらったテーブルはベッドと一緒に使うことが前提の仕様だったので、ベッドをどかしたときに使えなくなってしまいました。

いろいろと市販の膝上テーブルやローテーブルを試していたのですが、安定性が悪かったり、腰が疲れたり、色々ダメでした。

ところが、ブレークスルーに気づきました。それは何かというと

「座っている後ろのシートだけではなく、前のシートをヘッドレストを外して倒して、後ろのシートと前のシートの両方でテーブルを支える」

ということです。

これで、1500円とか2000円で売っている、安いローテーブルでも、シートを工夫すればほどよい高さに設置できるので、バッチリ使えます。

結局、私が最初のカスタマイズで何を間違えたかというと、もともとのシートを十分に活用せずに上書きしようとして、いろいろと大きくなったり、重くなったのですが、とにかく、アリアのもともとあるシートを存分に活用して、そこに何かを足す、という考え方に変えたら、ずいぶんとうまくいくようになりました。

また、とにかく、軽くて小さいものが一番です。車内が狭いので、スペース効率がもっとも重要で、大きくて完璧なものよりは、機能はそこそこでも、軽いものがいいわけです。

おかげさまで、ようやくおちついて、仕事ができるようになってきました。もともと目標にしていたキャラバンマイルームにかなり近づいてきたと思います。

ほんと、毎日が勉強です。