音声入力について、句読点が自動挿入されるものとされないものは、私の感覚では別物です

様々な音声入力ソフトが増えてきていますが、大きく分けて句読点が自動挿入されるものと自動挿入されないものがあります。マッキントッシュ iPhone 系では標準でついてくるものには自動挿入されません。

Windows の標準ソフトもようやく Windows 11 から自動挿入が始まりまして、 Windows 10 の場合にはWordでディクテーションする時だけ自動挿入があります。

スマホの場合にはiOS も Android も標準についてくるものは自動挿入ではありませんが、Simejiは自動挿入ですし、またピクセル 6 だけについているGoogleのアシスタント音声入力も自動挿入です。

そして、なぜ私がここまで句読点を自動挿入してくれるかどうかにこだわるかと言うと、いちいち句読点を口で言った段階で、すでにもうそれはしゃべることと頭の流れが変わってしまうからです。句読点を入れるということに、どうしても頭のワーキングメモリが一部取られますので、滑らかな文章になりません。

一度、句読点 が自動挿入される音声入力ソフトに慣れていくと、自分の口や指で句読点を挿入するのがどれだけ手間暇がかかって苦痛かということが分かってくると思います。なんせ、私たちは日常会話で句読点を口で言うことはないからです。

日常生活で普段やっていないことを音声入力だけでやろうとすると、相当頭に負荷がかかるということを理解するとわかりやすいかなと思います。私が親指シフトが好きなのは日本語そのままで入力できるからで、普段話をする時にローマ字で物事を考えていないので、その分だけ負荷がかかるのは嫌なのと同じで、音声入力も句読点は口で言いたくないなと思っています。