出版社のみなさまへ。契約書についての著者からのお願い

年末なので、少し溜まった出版社からの契約書に、捺印やサインをしています。

そこで、著者から出版社へのお願いです。

その1 原則、電子契約書にしてください。紙は死にそうです。特に、本を書くような頭が私のようにとっちらかったタイプの人は、紙の処理が死ぬほど苦手です。

その2 どうしても紙にしたいのなら、返送用について、以下をお願いします。

  • 返送方法として、宅配便の着払いは最悪です。いちいち、特定のコンビニか宅配便の集配所にいくか、特定の時間帯、家にいないといけません。これはゆうパックでも、ヤマトでも、ぜったいやめてください。
  • 契約書には印刷時に、こちらの住所はせめて、印刷しておいてください。特定のフォームに手書きで長々と書くのは大変です。
  • 返送用封筒は、レターパックもできれば避けてください。返送用の欄に書くものが多すぎますし、シールを剥がすのも大変です。
  • 返送用の普通封筒を使うときには、封印するところに糊があるものだとうれしいです。のりを引っ張り出して封印するのは、けっこう手間です。
  • 返送先は、はじめから「様」にしておいてください。宛などをいちいち消して、直すのは大変です。
  • はんこの場所は1箇所でお願いします。割り印はめんどうです。
  • 電子書籍と紙の書籍の契約書も1つにまとめてください。毎回2つずつ処理するのは大変です。

以上になります。繰り返しになりますが

「本を書くような頭がとっちらかった人は、とてつもなく紙の処理が苦手」

ということを前提で、どうかお願いします。