カタン戦略論その5。鉄がやたら余るのに、麦が足りないケース。

このボードは、鉄が6-6-4とやたら出るのに、麦が9-10-11-12と足りないケースです。

鉄は最低限6を一つ抑えないと勝負にならないので1つは抑えますが、あとは、とにかく、どうやって麦を出すかが勝負です。

私は初期配置2つで、麦を9,11,12と3つ抑えて、代わりにレンガと木を全く取らないところにしました。さらに、3つめと4つのの開拓地も、11の麦と12の麦を取りに行きます。

レンガは初期配置の次の開拓で取れる見込みがあったのと、木はやたらとボード内に余るので、麦さえあれば、誰かが交換してくれると考えたからです。

実際、後半戦はひたすら鉄と木が余る中で、麦の奪い合いになりました。しかも私はこの初期配置だと最初の頃、木とレンガがないのでパッとせずにあまり点数を上げられなかったので、盗賊の被害も少なく、最後の方で他のプレイヤーが麦不足で都市化にもたもたしている間に、一気に追い上げて勝てました。

鉄があまりでなくても、麦さえあれば、みんな鉄と変えてくれるので、3番手とか4番手プレイヤーとは積極的に鉄と麦を交換して、鉄を集めて都市化しました。

道材や開拓地材がほとんど出ないので、道も最小限で済ませています。都市カタンの変形ケース。