なぜパソコンでの音声入力が鬱陶しいか少しわかりました。目の前で音声の文字が見えるのが逆に注意力を散漫にするのです。

フットスイッチを入れたあとでも基本的にはタブレットまたはスマホからリモートマウスを使って Google の音声入力をして、句読点は足で入れるようにしています。初めのうちはパソコンで音声入力をしていたのですがどうもいまいち鬱陶しいのでリモートマウスに戻してしまいました。

その代わりに Google の音声入力を使っても、句読点を足で自由自在に入れられるようになったのでまあそれはそれで便利に使っています。

同じ Google の音声入力を使うのであればパソコンの方の音声入力を使っても大差ないような気がするのですが、なぜ私はリモートマウスの方が好きなのだろうと考えた時にわかりました。

パソコンの方で音声入力をしようとすると音声入力の内容がリアルタイムで文字に目の前で変換されていくのですが、その変換内容に気を取られてしまって頭の方の音声入力の方と干渉してしまうのです。

それに比べるとリモートマウスで音声入力をする場合には、いちいち、目の前で日本語に変換されて行かないので一気に文章喋り終わってから内容を確認することができます。

どうもこの微妙なUIの差が私にとってパソコンの音声入力を使いにくくしているようです。これは Google ドキュメントの音声入力でも Google Chrome の Voice Inを使った時でもどちらも同じです。

ちょっと音声入力をしてる時に目の前で変換があると集中できないというタイプの方はリモートマウスの併用も考えてみてください。

play.google.com

そういえばまた超細かい話ですが、私は最近にもうとマウスではSimeji よりも Google 音声入力を使うほうが多くなりました。それは足で句読点が入れられるようになったのでどうしても Simeji を使う必要がなくなったのと、音声入力のオンオフのボタンが Google の方が大きくて押しやすいのです。

細かい生産性というのはそのような形で自分に行った UI をひとつひとつ突き詰める積み上げではないかと思います。