私がWindowsやめてAndroidに移行するようになった経緯についての覚書

先日からメインの仕事も出先の仕事もAndroidのみか、Androidと外付けキーボードの組み合わせというのを試しています。

今のところ大きな支障を感じていないのですが、忘れないうちにどういう経緯でそうなったかということを書きしるしておきます。

まず発端はなんといっても音声入力です。

リモートマウスというWindowsにスマホやタブレットから音声入力ができるソフトを発見して、最初のうちはiPhoneやiPadで標準のiOSで音声入力を行い、そのうちGoogleの音声入力に移行して、最後はSimejiになりました。なぜそうやって入れ替わっていったかというと、なるべく変換効率が良い方向に、だんだん向かって行ったからです。

そして、家でSimejiを使う時にiOS系だとiPhoneはSimejiの音声入力が使えるのですが、iPadではSimejiの音声入力が使えないので不便なので、Androidタブレットを購入しました。Androidですとタブレットでもスマホでも、Simejiの音声入力が使えます。

そうすると、そのうちだんだんWindowsがなくとも、Androidタブレットの音声入力だけでほとんど原稿書きがすむようになってしまったので、だんだんWindowsの価値が私にとってなくなってきてしまったのですが、唯一残っていたのが

「親指シフトが快適にできる環境がWindowsしかない」

ということでした。

親指シフトのエミュレーターも各種揃っていて、細かいカスタマイズができます。特に私の場合は親指シフトでも

・半濁音に小指シフトを使う

・orz配列という右手を親指シフトがしやすくなるように一文字だけずらした配列を使っている

というカスタマイズをしていたため、Androidの標準的な親指シフトソフトでは使い勝手が悪かったのです。

しかし、あまりにも音声入力の頻度の方が高く、親指シフトは補助的にしか使わなくなってしまったので、そもそもAndroidをメインにしてリモートマウスを外した方が明らかに仕事が効率的でした。

そこで考えたのが

・半濁音の小指シフトをやめて標準の親指シフトの半濁音に切り替える

・orz配列にこだわるのをやめてorz配列でなくても快適に親指シフトができるキーボードを探す

という二つを実現することで、Androidでも快適に親指シフトができるようにという環境を整えたのです。

これで結果として、無事Androidへの乗り換えが完了したので、今はメインでAndroidを使っています。

iPadをメインにしたくとも、まずSimejiの音声入力が使えないのと、キーボード部分のインターフェースを公開していないため、Bluetoothの無線キーボードでできる親指シフトのエミュレーターが存在しないのです。

まぁ、ある意味Simejiの音声入力と親指シフトのキーボード入力でこだわらなければもっともっと柔軟な選択肢の中から色々選べそうなのですが、とりあえずこの組み合わせが私にとっては一番早いのでしばらくはこれで運用しようと思います。

お陰様で出歩いて仕事をする時も、家の中で仕事をする時もすっかり省スペースになり、机の上がすっきりしました。

これまでテレビに対して、Windowsのパソコンのモニターが視界を遮っていたので、あまりテレビを使っていなかったのですが、視界を遮らなくなったので、これまで端末で見ていた、Netflixをテレビで結構見るようになりました。

また出張する時にも重たいACアダプターやパソコンがなくなって本当に快適です。

まだまだカットペーストなどの操作に慣れていないので、多少の不都合がありますが、その部分はこれから先の習熟でたぶん解決できるのではないかと思います。

また、順次どうなっているかをレポートしていきます。