Kindle本の読み上げ方法、3種類の比較

ネックスピーカーの記事で、kindleの読み上げについて結構知りたい人が多かったようなので3つの方法を書きます。どれでも自分がやりやすい方法を続ければいいと思っています。

その1 一番簡単なのは、Kindleの第7世代以降のFire HDを買うこと

第7世代から設定でText to speech(読み上げ機能)をオンにすると、本の画面を叩くと右下にプレイボタンが出てくるので、それを押せば読み上げてくれます。

いいところは、図表があっても止まらないし、ベージの途中で止めても、ページの最初ではなく、また途中からちゃんと再生してくれます。

難点は、Fire HDが性能の割にはやたらと重たいことです。持ち歩くにはちょっと不向き。家では私はこれを使っています。

その2 次点は、Android系の端末のTalk Back機能

Android系の端末は、ユーザーの補助機能で画面その他を読み上げてくれるTalkBackという機能があるので、Kindleのアプリ上でこれを使います。

iOS系と違って図表でも止まらないので、それは気に入っていますが、ただトークバックを1度オンにするととにかく操作がややこしくなるのでKindleを読む寸前にONにして読み終わったらOFFにしないとなかなか操作がしづらいです。

トークバックのオンオフは音量の上下ボタンを長押しで、だいたいの機種はできます。なので、スマートフォンの場合は上下ボタンの長押は片手でも割とやりやすいのですが、タブレットですと両手が必要になってちょっと面倒です。

あと、これはAndroid系でも、iOS系でも同じなのですが、バックグラウンドで動かないので、端末が一つまるまる、kindleの読み上げに塞がってしまいます。

なので、私はだいたい外ではスマホはkindleの読み上げにしてタブレットで色々他の作業をしています。さらに画面がロックされていないとちょっとでも触るとあっという間に読み上げが止まってしまうので、画面はオフしてロックしておいた方が無難です。

その3 一応、iOS系の端末の読み上げ機能でもできますが、難点多いです

iOS系の端末は、Kindleのアプリなどのテキスト画面で、指2本で上から下にスワイプをすると亀と兎のマークが出てきて読み上げてくれるので、これは楽です。Android系よりも読み上げに関しては相当楽です。

ただ唯一最大の難点は、図表や空白ページがあると止まってしまうのです。あと、英語と日本語が突然切り替わって英語だけ変な風に読み上げるので戸惑います。なので、実用的かというと、まあこれしかないのだったらこれを使いますが、他に手段があればあまりオススメできません。

画面をアクティブにしておかないと動かないのはAndroid系と同じです。

家の中で他の作業をしていたり、外で歩いて本が読めない時にでも、機械が勝手に本を読んでくれるのはとても便利です。

実際自分で目で本を読むことができる時間というのは1日の中で相当限られていますので、隙間時間にちまちまと音で聞くのが私はお気に入りです。