音声入力をしていて、以前から気になっていたことがあります。それは何かと言うとGoogleの音声入力の場合には、日本語専用に開発されたわけではないので、全体的に同意語の変換がやや苦手なのです。これはiPhoneのSiriも同じです。
それに比べると、Simejiの場合にはもともと日本語や中国語と言ったような2バイトコードの文字を中心に音声入力が開発されているので、同意語を変換するときには、少なくともGoogleよりは相当正確に文脈を読み取って、私が望む単語を出してくれます。
Simejiの問題点というのはサーバーにつながる初回になぜかひっかかることがあったのと、やはりソフトウェア変換ですので、Google Pixel6 Proに比べると変換スピードが微妙に落ちるということです。
しかし、理由は全くわかりませんが、Pixel6 Proにしてから、このSimejiが初回に引っかかると言った問題はOppoで頻出していたのですが、Googleでは今のところ全く再現されません。
そうなってくると、これまでのOppoの時代には
その1 ひっかかるけどそこそこ優秀なSimeji
その2 ひっかからないけれども句読点も入らないし、同音異義語が苦手なGoogle
という2択だったのが
その1 ひっかからないSimeji
その2 句読点が入って早いけど、同音異義語が苦手なGoogle
という二択になりましたので、まあそういう意味で言いますとどっちもグレードアップしてるのですが、ますますどちらを使えば良いのか迷うところです。
一番良いのは、早く変換できるGoogleの音声入力がもう少し同音異義語の変換が上手になってくれれば良いので、ちょっとその様子を見ながらしばらくは併用して使っていきたいと思います。