今年の後半で一番幸せだったのはHHKBの復活かもしれません

私はもともとHHKBというキーボードのヘビーユーザーなのですが、ここに2年間ぐらい、実はHHKBに対するロイヤリティがすっかり薄れていました。

なぜそうなのかということは全く理解ができず、それこそLogicoolその他別のメーカーのキーボードを使ったり、あれはノートパソコンのキーボードをそのまま使っていたのですが、たまたま今回ピクセル 6 を導入するのを契機として少しキーボードの見直しをして、その時にやっと気づいたことが、なんと

「HHKBをこれまでの通常タイプからType S(静寂タイプ)に取り替えたことで、右親指シフトの打感が非常に悪くなっていたので、それが嫌でHHKBを使いたくなくなっていた」

ということでした。

キーボードは無意識に使えなければいけないので、ほんの少しでも打つ時に引っかかったり、あるいは打感が悪いと知らず、知らずのうちに使わなくなるようです。もともと使っていたBTというひとつ古いHHKBはTypeSではなかったのですが、Bluetooth がちょっと不安定だったので、新しく出たハイブリッドに変えたのですが、どうもハイブリッドに変えた頃からなんとなく HHKB が昔ほどは好きではなくなりました。

親指シフトキーボードの入力の特徴はしゃべるキーボードと言われていて、ローマ字に比べると無意識に打てるのが最大のメリットですので、せっかく無意識に打たなければいけない段階で引っかかったりするといちいちそれを訂正するのに私の労力を取られてしまうので、どうもそれが嫌だったようです。

そして、それがずっとHHKBを親指シフト化したせいだと思い込んでいて、色々と別の親指シフトがより上手にできるキーボードを探していました。それが、まさかタイプ S でなければ上手に打てるということに気づいていなかったので、それがわかって一気にタイプ S でない、HHKBのワイヤレスタイプのキーボードを4つも購入して、家で 2 台と千葉で 1 台、それに持ち歩きを 1 台を使って、とても幸せになっています。

これでちょっと執筆意欲が湧いていますので、ここ2年間ぐらい3ヶ月に1冊を目安にしていた本の出版スピードをもうちょっと早めるかもしれません、ぜひ楽しみにしていてください。