2021 年 11 月現在の Windows パソコンへの音声入力方法4種類の長所短所のまとめ

相変わらず日々の作業を音声入力で行っています。2021 年 11 月現在 Windows 系のパソコンで音声入力をしようとすると、以下の 4 つの方法が現実的なので、それぞれの長所と短所をまとめていきたいと思います。

カテゴリー1 パソコン単体で行えるもの

その1 Windows11の音声入力

その2 Googleの音声入力

カテゴリー2 Remote Mouseとアンドロイドを併用するもの

その3 Simeji

その4 Google Pixel6で使えるアシスタント音声入力

まず、カテゴリー1の特徴はなにかというと、とにかく、設定が簡単です。特にノートパソコンなどでしたらマイクがデフォルトでありますので、何のハードウェアの追加もなく入力ができるようになります。

その1 Windows11の音声入力

Windows 11 が入る場合には Windows 11 がおすすめです。標準でついてくる音声入力が句読点の自動入力も合わせて非常に優秀です。

長所は簡単に入ることですが、欠点は何かと言うと、 Windows 11 でなければいけないということと。あと音声入力のダイヤログボックスが意外と大きくて鬱陶しいです。また、反応スピードが他の音声入力に比べるとやや立ち上がりが遅いです。

その2 Googleの音声入力

Windows 10 以下の場合にはパソコン単体では Google 音声入力が現実的です。Windows 10 には一応音声入力がついていますが、性能が悪いのでオススメできません。Google 音声入力は Google ドキュメント上ではコントロールボックスを開いて行いますし、その他の音声入力は Chrome でボイスインというアドインを使って行います。

Google 音声入力の最大の欠点は句読点が自動挿入ではないことです。他の 3 つの方法が自動挿入なので、ちょっと比べると効率が劣ります。

カテゴリー2は、リモートマウスを立ち上げるのが苦にならない人にはオススメです。私はよく使うパソコンの横には、 Android をそれぞれ一台ずつつなぎっぱなしにして音声入力専門にしています。

その3 Simeji

Android 汎用でできますので、こちらも良い入力方法です。句読点も自動挿入です。難点はただ1つでして、入力の初回がサーバにつながるスピードが遅かったり、そこそこ頻繁に繋がらなかったりします。このバグはSimeji側にも問い合わせているのですが、存在は認識されていますが、いまだに直っていません。この欠点さえなければ 2万円ぐらいの安価なAndroid もできるので、そこを目を潰れば実用的です。また、静かな場所であれば音声入力の認識力はSimejiが一番良いと思っています。

その4 Google Pixel6で使えるアシスタント音声入力

今のところハードウェア依存のことを除けば、この入力方法が最高です。専用の端末しか使えないということを除いて、大きな欠点はありません。スピードも速いですし、立ち上がりも安定しています。句読点ももちろん自動挿入です。またそこそこうるさいところでも上手に音声を拾うので、特に外で音声入力をするときにとても楽です。

まぁ、それぞれ一長一短ですので、持ってる機器や懐具合に合わせて選んでみてください。複数併用するのもありだと思います。