なぜ、文章を作る方法が、音声入力・親指シフト・フリック入力と3つも必要なのか

私は文章を作るときに、

・音声入力7割

・親指シフト2割

・フリック1割

くらいの割合で書いています。音声入力は間違えがたまにあるので、それを修正するためにはどうしても親指シフトかフリックを併用しないといけないのですが、親指シフトのみとか、フリックのみで書くこともけっこうあります。

そして、なぜそんなにたくさんの入力方法を使い分けているかというと、答えは簡単でして

「起きている間に、思いついたことをどんどん文章にしたいけれども、状況に応じて使える、あるいはふさわしい、文字入力方法が異なるから」

です。

例えば、音声入力は人が周りにたくさんいて、声を出すのが迷惑な場所では使えません。あるいは、周りがうるさい場所でも使えません。公共交通の移動中や、静かなカフェやレストランではつかえないわけです。そこでは、親指シフトまたはフリックが必要です。

また、親指シフトを使いたくても、キーボードがないときには、フリック一択なわけです。

つまり流れとしては

・音声入力を使えるときには極力音声入力、修正は、音声入力にパソコンを使っているときには親指シフト、スマホやタブレットを使っているときにはフリック

・音声入力を使えない場所で、キーボードをカチャカチャする音くらいは許される状況で、かつ、パソコンや、スマホの外付けのキーボードを使える環境では親指シフト

・音声入力が使えない場所で、キーボードをもっていなかったり、キーボードだってうるさすぎる環境ではフリック入力

という感じで使い分けています。

やりたいことはなにかというと、常に頭の中に少しでも文章が浮かんだ時にそれが消える前に文字化したいのです。

ある意味文字入力手法というのは私にとっては絵筆のようなものでして、常に絵筆がないと絵がかけないので、どんな方法を使ってもどんなに苦労したとしても、絵筆の手入れと整備に余念がない感じです。

そういう意味では音声入力や親指シフトの習得は必要ですかとよく聞かれるのですが、自分の思いをいつでもどこでも四六時中何らかの形で表したいと思ってる人に必要だと思います。

だから特に親指シフトの習得者には職業作家や職業ライターが多いのです。それはどんなに親指シフトの習得が面倒くさかったとしても、自分が何か文章を発したいと思う情熱の方がそれに勝ってるからです。

また音声入力についても色々と入力ミスが多いのでそれを修正するのが面倒くさくて使いたくないという人もいるのですが、私はこのスピード以上に早く入力してくれる手法を知らないので、多少のミス入力は親指シフトその他で治せば良いので、頭の中に文章が消えないうちにこれを文字化してくれる音声入力という方法は手放せないです。

どれか一つ必要かどうかということではなくこの三つが合わさって初めて私にとっては24時間365日の分泌業作業が可能になっています。