先日、富士通から親指シフトキーボードの販売の終了が発表されました。これを見て、多くの人が
「勝間さん、大丈夫かな?」
と心配してくれていたのですが、親指シフトをしてない人に勘違いが多いのですが、今パソコンで親指シフトをしてる人達は大半がすでに、富士通製品を使っていません。
私もこんな感じで普通の、ロジクールのキーボードに、Googleの日本語入力です。
でも、全く問題なく、親指シフト入力ができます。それはなぜかというと、やまぶきRというエミュレーターを常駐させて、私が打つキーボード入力を親指シフトかな入力からローマ字に変換して、Google日本語に渡しているからです。
また、親指シフトに関しては専用キーボードでないと、右親指でたたくための変換キーの位置が人差し指の真下ではなく、より右側に来てしまうので、そのままデフォルトのまま使うと指がねじれて辛くなってくるので、写真をよく見るとわかるのですが、私のキーボードはKの位置の上にシールが貼ってあります。ここをJとして使って、右側を全部一列、右にずらしているのです。そうすると、人差し指の真下に変換キーを置くことができて、親指シフトをする時も快適です。
これは、orz配列と呼ばれるものです。やまぶきR上で設定します。
とにかく、やまぶきRとorz配列があれば、あとは何のキーボードでも、JIS日本語なら大丈夫と覚えておいてください。
私はノートパソコンも、この方法で、全部親指シフトで打っています。
親指シフトを覚えたい方は、orz配列を作った、ものくろさんの親指シフト道場がお薦めです。
親指シフトは指がしゃべるキーボードと言われていますが1度マスターしてしまうと本当に快適なのでこれから文章で身を立てたいと思ってる人には一考の価値ありです。
私ももちろん未だに親指シフトでありとあらゆる文章を作っています。大体大雑把に音声入力をして、その後細かいところを親指シフトで直すことが非常に多いです。パソコンでは親指シフトをしていますが、さすがにタブレットやスマホはもうフリック入力を使っています。音声入力で大体入力できるので、細かい修正だけであればわざわざ親指シフトをセッティングするコストの方がかかるからです。
ぜひ、これからパソコンでガンガン文字を書いていきたいと思う方は、親指シフトのある生活、まだまだ試してみてください。