ラタトゥイユ問題の解決。要は、素材によって加熱温度と時間を変えればよかったんだ。

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ラタトゥイユはわりと好きな料理なのですが、どうも、ものすごくおいしくならないことに悩んでいました。そこそこおいしいのですが、パクパク、箸が止まらないほどはおいしくない。

で、ホットクックでも、煮込み自慢でも、まーまーのものしかできないので、どうしてだろうと考えているときに、ひらめいたのが

「あーーー、あーーーー、玉ねぎとトマトとナス、みんな加熱属性がぜんぜん違うのに、同じ分数、同じ温度で加熱しているからだーーーー」

ということでした。加熱時間が、玉ねぎには少なすぎるし、トマトとナスには多すぎるのです。

そこで、玉ねぎだけはホットクックでじっくり炒めて、残りの野菜は煮込み自慢で温度調理して、で、合わせたら、ぶじ、

「よーーーーしっ」

というラタトゥイユができました。玉ねぎの甘味と、トマトの酸味と、きのこやパプリカの旨味が調和しています。

どうも、煮物が全体的に苦手なのは、なんでもかんでも、同じ温度で一緒くたに煮込むからですよねーーーー。

新刊の肉じゃがレシピはその発想で、じゃがいも・人参・玉ねぎと、お肉の加熱分数と温度を変えたのですが、同じことをラタトゥイユでもすればいいわけです。

これで、ラタトゥイユが毎日もっともっと、おいしくなりそうです。うれしいなーーー。

 新刊、いま4刷りかかっています。ぜひ、書店でお買い求めください!!

ラクして おいしく、太らない! 勝間式超ロジカル料理

ラクして おいしく、太らない! 勝間式超ロジカル料理

  • 作者:勝間和代
  • 発売日: 2020/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)