一年ちょっと前、ちきりさんがうちにきたことを覚えている人がいるかと思います。
その目的の一つは、うちの台所を見に来たことでした。自宅のリノベーションの参考にしたい、と。
で、ちきりんさんから連絡があって、ぶじ、リノベ終わって、本もまとまったそうです。
私はもちろん当面リノベーションをする予定はないのですが、台所がどんな風になったのか見たくて一気読みしました。
そうしたら、いや、これ面白かった、自分が将来自分の実家や自分の家をリノベーションしたり、中古マンションを買ってリノベーションをかけることを考えると、この本は読んでおくと、将来のリノベーション費用も節約になるし、どのように助成金を申請するかということについてもわかりやすく書いてあります。
特に圧巻だったのが、最初の方にある、業者選びのプロセス、本当に8社とか回ってそこから4社とか見積もりに呼んでさらに1社に絞り込んでいくところが一番勉強になりました、ここを確かにしっかりやらないと後々大変ですよね。
あと個人的に面白かったのが、ちきりんさんの新しい家の内装やリフォーム後の様子がたくさん写っているのですが、実は私は柄物が苦手で、自宅はほとんど柄がありません、壁もほぼオフホワイトですし、どこもかしこも白木色ばかりです。
一方、ちきりん家は本当にありとあらゆるところに、ちきりんさんが色々選び抜いた柄物の壁紙とかが貼ってあります。本当にこれ、自分が好きな洋服を着るように、好きな色とか好きなものに囲まれると確かに毎日が楽しくなるでしょうね。
私の自宅も10年ほど前に賃貸を借りるときに、内装や収納などかなり実は手を入れました。天井もずいぶん高くしたり、本棚や収納の造作をしました。この辺も現状復帰をしっかり説明して、オーナーさんが許可をすれば賃貸でも実は色々と手が入れられるんですよね。
自分が気に入った導線や間取りになる住宅のリノベーションというのは本当に大事だと思います。
住宅が大好きな方、是非ご一読をおすすめします。助成金で、ちきりんさんは45万円もらったというのが一番面白かったです。そんなにでるんだーーー。