私がパソコンも親指シフトもやめて、Android端末と音声入力にできたのは、わりとみんなが敬遠しがちな、HUAWEIとSimejiの組み合わせによる生産性の向上だと思います

去年の半ばぐらいから少しずつ端末を音声入力の関係で、WindowsやiOS系からAndroid系にシフトしていって、今ではほとんどの仕事やコミュニケーションは、Androidと、音声入力の組み合わせで行っています。

具体的には例えば今このブログは、Huawei mate pro 20に、Simejiの音声入力をしながら書いています。

ほんの1年ちょっと前までは多分私も他の人と同じでiPhoneを使い、iOSの音声入力が使いにくいからといって、Googleの音声入力に切り替えたりして使い、タブレットといえば、iPadやiPad miniを使っていました。

ところがその頃の様々な、私の試行錯誤をブログにアップしたところ、多くのブックマークの有用なコメントを頂き、その中で

「音声入力であればAndroidのSimejiが一番優秀」

というアドバイスを複数もらったので、とりあえずなんでもいいやと思ってAmazonでAndroidタブレットのキーワードで検索して、適当にポチッたのが、Huaweiのタブレットでした。

当時はまだアメリカとHuaweiのトラブルもなく、私はHuaweiに何の思い入れもないし、特別贔屓にしようと思ってる訳ではなく、本当に試験的に買ってみただけなのです。

そうしたら、1年たらずの間にあっという間に、スマホもタブレットもHuaweiになっていきました。その理由は本当に単純で

「音声入力を開始する時にも、あるいは、アプリを立ち上げたり、切り替える時にも待ち時間が体感的にほぼゼロに近い」

からです。

ただ、私がHuaweiに移行している途中に、例の事件が起き、なんとなくHuaweiを使ってるということをおおっぴらに言いにくい雰囲気でした。

音声入力についても、Simejiが、句読点も自動挿入してくれるし、私にとっては圧倒的に使いやすいのですが、やはりSimejiを使っていると、Huaweiと同様、多くの人から

「セキュリティは大丈夫か?」

と聞かれ続けるので、面倒になって口頭ではHuaweiとSimejiを使ってるということを説明するし、ブログでも言っていますし、タブレットやスマホの画面を見れば一発で分かるのですが、わざわざ喧伝をすることはしていませんでした。

ところが最近、前にもお話ししましたが新しいHuaweiのスマートウォッチのベルトにかぶれてしまったので、アップルウォッチを戻して、そのペアリングのためになんとなくiPhoneXをもう一度持ち歩き始めたところ、1年ぶりにまともに使い始めたiPhoneXは

・えっ、こんなに遅かったっけ

・えっ、こんなに画面小さかったっけ

という感じで、その速度や画面の大きさの違いに驚きました。

正直、iOS系の端末であれば私にとってはウインドウズのレッツノートと、親指シフト、それにリモートマウスで何かのソフトと端末で音声入力をした方がキビキビと動いて快適だったので、わざわざパソコンをやめようという気にはならなかったと思います。

私は専門家ではないので、Huaweiの情報漏えいリスクや、軍事関係のリスクがどこまであるのかは全くわかりません。また、Simejiについても同様で、中国のメーカーだからといって、本当にリスクが高いのかということについてもわかりません。

ただ、私が分かってることは私にとっては、Huawei端末とSimejiの音声入力の組み合わせがあまりにも優秀すぎて、私の仕事のスタイルをもう一つ違う段階に持って行ってくれたということでして、それはiOSにはできなかったことです。

とりあえず一個人の体験談として書きしるしておきたいと思います。