ヴィーガン生活ちょっと緩めます。特に京都とクスクス。豆が使えない場所だと続けるのが非常に難しいのです。

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1年半近くゆるヴィーガン生活を続けてきていますが、自宅で料理を作る時には大きな不自由はないのですが、自宅以外で、ヴィーガン料理を作ろうとすると以下の不自由があります。

その1 滞在時間がほとんどない中で調理をしようとすると、豆の準備がないので、タンパク質の確保が非常に難しい

その2 少人数ならともかく、多人数の料理をしようとする時に、ヴィーガンだと、物理的な食材の容量がかさむ上、多人数の分を一度に手に入る食材だとメニューに限りがある

具体的には、京都のひろこさん家でご飯を作ろうとしたり、クスクスで40人分ぐらいの料理を作ろうとした時に、動物性たんぱく質を完全に抜きで食材を取り揃えようとしてもなかなか準備が大変だし、すぐ手に入る植物性タンパク質食品は、豆腐とキノコばっかりになってしまうので、なんでもかんでも豆腐とキノコ料理になってしまいます。

そのため、少し前から、完全ヴィーガンを諦めて乳製品を使うようになってきたのですが、もう少し緩めて1食1人当たり100グラム未満の鶏肉または豚肉は取り入れることにしました。

イメージで言いますと、浜内千波さんのこの本みたいな感じです。

なので、最初の写真のカボチャのシチューには鶏肉が少しだけ入っています。もともと2014年か2015年ぐらいのテレビ番組に出た時に私の食生活に、たんぱく質が少なすぎると言われて慌ててたんぱく質を増やしたところ、色々と体に不具合が出てきたので、とりあえずヴィーガンにしたのですが、だからといって、劇的に腰痛や膝の痛みが治ったわけでもないので、再び少し動物性タンパク質を戻すことにします。

なお、腰痛や膝の痛みに関しては、特に食事で治ったというよりは、毎日しっかりと動くようになったら自然と軽減してきました。

なので、私の料理のレシピにもまた少しだけですが、肉が入ったものを紹介したいと思います。

ちなみに写真のカボチャのシチューのレシピは以下の通りです。

・玉ねぎ一個をざく切り

・人参1本を皮をむいて大きめの半月切り

・鶏モモ150グラムぐらいを一口大に切る

・かぼちゃ4分の一個を、種だけ取って皮付きで大きめに切る

・全部の材料を、ホットクックの内鍋に入れて材料の総重量を計る。今回は900グラムぐらいでした。

・全材料の重さの3%の小麦粉を入れてホットクックの鍋の中で均等になるようにまぶす。

・全材料の重さの20%の水、今回であれば180ccを入れて、仕上げに入れる牛乳180ccと合わせた全分量の0.6パーセントの塩、即ち、材料だけ見た場合には0.84パーセントの塩を水と一緒に投入する。この時には塩分はいれるけれども、牛乳を入れないように注意してください。

・ホットクックのホワイトシチューコースでチン。だいたい45分ぐらいです。

・出来上がったら、先程取っておいた180ccの牛乳をここで加え、さらに延長2分で終了です。

コツはカボチャを比較的大きめに切っておくことです。そうすると、かぼちゃの1部が程よくルーと混ざってスープになりますし、残りはそのまま具として残ります。かぼちゃのポタージュも私は好きですが、このカボチャのシチューはカボチャの皮を剥かないのでより手間暇がかからない割には味が深くて好きです。

このかぼちゃのクリームシチューは私のホットクック料理の中で最も好きなものの一つなので、よかったら試してみてください。