意外と知られていない、無線LANの5GHzと2.4GHzの違い。機能があっても、2.4GHzでつないでいる人が多い。

この前の土曜日は勝間塾の月例会でした。

月例会自体は田町で行っていたのですが、そのウェブ中継を五反田のクスクスで行って、親子連れの人たちが何人か子どもを遊ばせながら見られる環境を整えています。

中継がうまくいきましたかと幹事に尋ねたところ、途中で一部動画が途切れたので、私がもともとクスクスに置いてあった iPad mini に中継動画を接続をし直したらうまくいったという話を聞きました。

iPad mini も2015年のモデルですからそれほど早くないのに、なぜパソコンの方が遅かったのかと聞いてみたところ、パソコン自体は去年買ったマッキントッシュの最新版なのでひょっとしてと思って

「ひょっとして、2.4GHzの方の無線につなぎませんでしたか?」

尋ねたら、ビンゴでした。

まぁ、勘がいい人なら、SSIDをみれば、○○_5Gとか、××-aとかになっているので、そっちが5GHzだとわかるのですが、知らない人は知らないですよね?

もちろん、2.4GHz帯の方がつながりやすい家や地域もあるのでしょうが、都内だとあまりにも2.4GHz帯だと電波干渉が激しすぎて、私の経験則では5GHz帯の方がスピードが圧勝です。

今売ってる無線ルーターは、ほとんど2.4GHzと 5GHzの両方を備え付けていますので、もし自宅で2.4 GHz しか繋いでいない場合には、試しに5GHzにつないでみて、スピードテストなどを行ってどのくらい速くなるか試してみてください。場合によっては5倍から10倍ぐらい早くなりますので試す価値があると思います。

少なくとも都内では、

IPv6 × 5GHz帯

が最強ではないかと思っています。