Google の音声入力の方がストレスが少ない理由が分かりました。それは、必ずキーボードを併用するからです。

昨日からずっと Google の音声入力を試しているのですが、意外と iOS や Windows の音声入力と比べても、ストレスが少ないなと感じました。

そしてその理由は何だろうと考えたのですが 、iOS やWindows の場合はうまくいくとキーボードを使わなくていいのですが、うまくいかないとキーボードを使うということで、キーボードを使うか使わないかという形でやり方が分かれます。

ところが Google 音声入力の場合は、原則として句読点を入れなければいけないので、必ずキーボードにさわるのでついでにちょっとした入力ミスを直せるなど、いちいち「キーボードを使うか使わないかという余計な選択がない」のです。

とにかく私たちのワーキングメモリーは有限のリソースなので、余計な判断が加われば加わるほどフリーズを起こしやすくなります。キーボードに触るか触らないかを判断するというのは、音声入力をする時に結構重要な判断基準ですので、それを必ずさわることにした方がかえってストレスが少ないということがわかりました。

また、必ず句読点を入れるので音声入力をして1文を最初から見直しますので、修正についても修正するかしないかというよりは修正をするということを前提にもう一度文章を見直すことができます。

とにかくありとあらゆることでイレギュラー処理がないというほうが楽だということがわかってきました。

親指シフトの場合、残念ながら、句読点がちょっと打ちにくい位置があるので、ローマ字入力と併用するかどうかについても考えてみたいと思います。あるいはキーボードのアサイメントでより便利な場所に句読点を置こうかなとも思います。

相変わらず色々工夫をしてみると楽しいです。

追記

親指シフトの定義ファイルを書き換えて、句読点をどちらも左手の小指で入力ができるように変更しました。これにより、右手をカーソルキーにおいて、左手を句読点を打つという形に特化できるため、句読点の入力が楽になります。