天然酵母で焼く全粒粉100%のパン。ホームベーカリーに任せると、思ったより簡単でした。ご飯を炊く手間くらいのイメージ。

最近はブランパンから進化して、

  • 全粒粉100%
  • ホシノ天然酵母

の組み合わせでパンを焼いています。きっかけになったのは、ブランパンよりもおいしいのと、全粒粉と天然酵母なら、発酵時間が長くて、グルテンアレルギーが出づらいと書籍で読んだためです(出ないわけではないので、自己責任でどうぞ)。

朝のサラダと合わせるとこんな感じになります。

全粒粉100%で天然酵母のパンのレシピは意外と少ないので、教えて欲しいと言う要望がはてブの方であったのでここにまとめます。

まず、酵母ですが、市販のホシノ天然酵母を、2倍の水を加えて伸ばして、生種を作ります。

100gの酵母に200gの30度の水をいれます。それを24時間、30度弱の温度で保温させます。

この保温は、ホームベーカリーでも機能があるのですが、HBで保温をしてしまうと、その間まったくパンが焼けなくなってしまうので(笑)、私は専用の機械を使っています。

ホシノ天然酵母パン種自動発酵器 

ヨーグルティアがある人なら、それでも代用可能です。実際、この機械、ほとんど小さなヨーグルティアです。タニカが作っているし。定温のヨーグルティアみたいな感じですね。

最初に30度のお湯を作るのがちょっとやっかいですが、これは、私はヘルシオのオーブンレンジで「好みの温度温め」で30度まで水道水をチンして作っています。

そして、24時間立つと、いい匂いの生だねができますから、これを使って、パンを作ります。材料は以下の通り。

  • 全粒粉250g
  • パン種30g
  • 水150cc
  • 塩4g
  • 砂糖17g
  • アボカドオイル15g

まずはつくった生種を30g入れて、そこに粉をいれて、塩と砂糖と油をいれて、水を外側に流し込んでできあがります。

オイルをいれるのは、これないと、焼きあがった時に、まったくパンケースからでてこないからです。

砂糖も、酵母が発酵するために必要ですので、省略しないほうがいいです。レーズンなどは、好みに応じて加えてください。これも、同時入れではなく、ある程度発酵してからの後入れの方がいいです。

全粒粉は、私はこれをつかっています。理由は簡単で、アマゾンフレッシュで運んでくれるから。

日清 全粒粉パン用 チャック付 500g

あと、250gだと、初回は量りますが、2回目に計量せずにざざーーーっと入れられて楽です。

あとは、ホームベーカリーの天然酵母コースにお任せです。7時間かかるので、夜仕掛けて朝食べるか、朝仕掛けて夜食べるか、という感じです。

イーストと精製小麦粉を使ったパンより小ぶりになりますが、味は最高です。作ると、あっというまに消滅します。

原価は計算すると250円くらいです。まぁ、市販で天然酵母で全粒粉100%とかだと、一斤で400円とか500円になってしまうのもしかたないなぁ、と思います。

天然酵母コースがついているHBは少し上位機種だけです。うちが使っているのは、こちら。

 

パナソニック ホームベーカリー 1斤タイプ ホワイト SD-MDX100-W

手作りの時にも対応できるように、マニュアル機能が豊富なものにしています。

ちなみに、私が感銘を受けた本はこちらです。すんごいおもしろかった。Netflixに同名のドキュメンタリーもあります。

参考になれば幸いです。