もうあと6時間で今年も終わります。
今年の締めくくりに、なぜ自分がこんなに道具が好きなのか、考えてみました。多分私、自分の素としての能力を磨くよりも、道具を使ってどうやって能力を磨くかばかり考えてるような気がします。
そしてそれはなぜかというと、やはり、
自分の身体能力としての努力だけでは、到底、たどりつけないところへ道具が連れて行ってくれる至福感
に尽きるのではないかと思います。
例えば、このブログも音声入力で入力をしていますが、これを手書きで書くと考えただけで、そのスピード感にクラクラしてしまいます。
様々な料理も、例えばジャガイモなど、道具がないときには自分で包丁で皮をむくことがあるのですが、もう、普段皮むき器を使うときに比べると、4分の１くらいのスピードになり、驚きます。
家で様々なスープやシチューなどを仕込む時に、どのぐらいの時間がかかっているのかを計測してみたところ、私の作業時間が大体5分から8分ぐらいです。その後、30分から1時間位作業してくれるので、いつでもどこでも、おいしいものが出来上がります。
天気予報1つ知ることでも、自分で天気図を見て予想しても良いのですが、そのような天気の勉強する暇があったら、Googleホームに天気を聞いてしまったほうが早いです。
自分で努力をすることが嫌いでは無いのですが、基本的に短気なので、このゆっくりと進む努力の進歩具合に耐えられないのです。既にもう50年近く生きていますから、今後、40～50年しか生きられませんので、その間にできることが限られすぎています。
そうすると、そこで私が身体能力を使ったり、苦手な継続的な長期間の努力をするのでは、興味の範囲に追いつかないのです。
ゴルフも年に10回位はやっていますが、とにかく当たり前ですけれども自分で全て打たなければいけないので、ちっとも上達しません。これが「みんなのゴルフ」のように、コントローラーで打てればどんなに楽かとたまに夢想します。
もう少し自分で手足動かしたほうがいいだろうとか、そんなに機械ばっかり使ってどうするとよく言われる事は100も承知で、でも、もうあと数十年しか元気に生きられませんから、その間はとにかく拡張自分としての道具づかいを来年もより一層楽しんでいきたいと思います。
わかったことがあったらいろいろこのブログでも報告させていただきますので、どうか来年もお付き合い下さい。
12月に始めたばかりのブログですが、皆さんにたくさんの反応やコメントいただいてることを、とても嬉しく思っています。来年もどうかよろしくお願いします。
