うちのグラボの稼働率が劇的に上がったソフト、RTX Voiceの話

先日私が普段使ってるデスクトップパソコンのマイクを変更したということを Facebook に書いたら、RTX Voiceはどうですか、ということを友達に聞かれました。

RTX Voiceとは初耳だったので何だか分からなかったのでググったところなんと予想の斜め上をいく素晴らしいソフトでした。

ascii.jp

要は、RTX系のグラボを持ってる人であればその GPU パワーを使って AI を使ってノイズをリアルタイムでキャンセリングしながらマイクに入力するためのソフトです。

なぜこのソフトの存在があまり広まっていないかと言うと、まだ4月に出たばかりのベータ版なのと RTX 系のグラボしか動かないので対象ユーザーが少なすぎてあまり話題になっていなかったようです。

幸い、5月に私はデスクトップのグラボを GTX 1060 から RTX 2060 Super に変えたばかりだったので丁度いいと思って試したところ、何のトラブルもなくサクっとインストールできました。そして Windows の標準の録音アプリで試したところびっくりするぐらいキレイに生活雑音が消えていきます。

デスクトップパソコンの方には RTX をのせているのですが、残念ながらノートパソコンの方は GTX しか載っていないので使えないけれどもどうしようかなと思って検索したところ、自己責任ですが GTX でも使えるということがわかりましたので入れてみました。

decoy284.net

この方法で、2台のノートパソコンのうち GTX 1660 ti をのせている最新型のノートパソコンは問題なくサクッと動きました。3年前の GTX 960Mは残念ながら動きませんでした。

デスクトップパソコンの方はまだそれでも GPU のボードを常にディスプレイ表示にも使っているのですが、ノートパソコンはオンボードのグラフィックボードで表示させていて GPU のボードはせっかく入れたのに普段全く使えていないので、このような方法で稼働できるようになるとは思いもよりませんでした。

次のチャレンジは、どうしてもノイズが入ってしまう今スマホで行なっている YouTube の録音について使って録音してこの RTX VOICE を使って生活雑音を削減した録音ができないかどうか近いうちに試してみたいと思います。

画像の方はウェブカメラになってしまうのでちょっと質が落ちてしまうと思いますが、雑音がない方が大事なので期待ができます。

しかしグラフィック処理用だと思っていた GPU ですが、確かに映像や音声が得意だからノイズキャンセリングに使うという発想があったのですね思いもよりませんでした。

RTX 系のグラフィックボード持っているか、新しい GTX 系のグラフィックボード持ってる方は試す価値があると思います。

追伸です。

GTX960Mも、ドライバーを最新にしたら、動きました。Twitterで、970Mで動いている人がいたので、できそうだと思って、いろいろ検索したらできました。

もともとのGeForce Experienceからのドライバー更新ではうまくいかなかったので、直接、960MのドライバーをHPから検索してダウンロードしたら、できました。

いやーーー、うれしい。

そして、予想外でしたが、MX150のような、ローエンドのグラボでもドライバーさえ最新版にしていれば、動きました。すごいなーーー。