デスクトップパソコンの静寂化は、結局、BIOSいじれば一瞬だった話。パソコンのファン音が苦手な方は、ぜひ、チェックしてみてください。

私は昔からデスクトップパソコンのファン音が苦手で、ずっとノートパソコンを使っていました。

ところが最近VRに凝っているので、さすがに私のノートパソコンだと1050tiという、VRをするには最低限のグラフィックボードしか積んでいないので、ちょっと厳しくなって、あまり使っていなかったデスクトップパソコンを引っ張り出してきました。

もちろんこのデスクトップパソコンも古いのでグラフィックボードは自力で交換して、そこそこいいやつにしたのは前に記事に書いた通りです。

katsumakazuyo.hatenablog.com

ただ問題は何かというと、デスクトップパソコンはとにかくファンがうるさい。計測してみると40db前後なので、洗濯機とかに比べてものすごくうるさいわけではないのですが、単純にこのファンの音が私は苦手みたいです。

そこで色々調べたのですが、まず40デシベルというのはゲームができるデスクトップパソコンの中ではさほどうるさい方ではありません。実際私も買うときに、静音のものを選んだはずです。

そして、いわゆる静寂性の高いパソコンをハードで買おうとすると、CPUファン交換やマザーボード交換やケース交換や水冷化など、とにかく部品で解決しようとするとキリがありません。だいたい20万円以上かかって上を見ると40万円というかキリがないです。

さすがにうるさい以外には問題がないのに、まずそこまで投資するのはちょっとなと思っていて、とりあえずケースの内部に騒音吸収シートを貼ってみたり、自分のデスクから遠いところに置いてみたり、色々なことをしたのですが、どうも、はかばかしくありません。

Facebookの友人達も色々いいBTOのメーカーとかケースとか紹介してくれるのですが、どんなに調べても、やはり30デシベルぐらいの音はあって、実際にYouTubeなどにアップされている、その音の量を聞くと家にあるパソコンとそこまで劇的に変わる気はしませんでした。

そこで騒音吸収シートを貼り終わった後に、これはケースが振動してるのかなと思い、まだ電源が入ってファンが稼働してる状態でケースの蓋をはずしてみたところ、その時の状態は電源が入ってるだけで何のソフトウェアも立ち上げてないので、大してCPUの稼働率がないはずなのに勢いよくパソコンの中でファンが回っていました。

そこで突然ひらめいたのが

「あれ、これって、CPUの稼働率に応じたファンの設定が甘いじゃない?」

ということでした。VRをやっていたり、非常に負荷の高い作業をしてる時にはガンガンとファンが回ってほしいのですが、そうではない時にはほとんど回らない設定でもいいはずです。

そして、「BIOS パソコン 静寂化」で検索してみたら、はい、たくさん出てきました、記事。以前「パソコンのファンがうるさい」で探したときには、ほとんどBIOSをいじる話が出てこなかったのですが、BIOSをキーワードにいれたら、わんさかでてきました。

私のデスクトップパソコンも無事低温の時にはファンを軽くしか回さない設定にしたら何の問題もなく静寂になりました。高温になった時にはこれまで通りちゃんと稼働を上げて回すことにします。

ついでにひょっとしてと思って私のノートパソコンの設定もみたところ、やはり低温時にも十分回る設定になっていたので、こちらもやめてみたら、ノートパソコンも静かになりました。

ここ何年ぶりかにびっくりするぐらい静かな環境で仕事をしています。だいたい、40デシベルくらいだったのが、30デシベルになりました。

ちなみに、デシベルは細かい計算はここでは書きませんが、30デシベルは、40デシベルの3/4の音ではなく、対数表記なので、もっとずっと小さくなります。

まーーー、これから夏になって、そんなに低いファンで安定して動くかどうかは今後の様子を見る必要がありますが、とりあえず、ハードウェアも何も買い換えずに、静音パソコンが作れて嬉しいです。

同じことに悩んでる人がいたら、参考にしてみてください。

追伸

ブックマークで指摘が。たしかに、いじったのは、BIOSではなく、UEFIですね。まーーー、要は、マザーボードの設定をいじった、ということです。