私がヴィーガンを1年ちょっとでやめた理由

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2018年のお正月に見た、Netflixの

「健康って何?」

というドキュメンタリーに感化されて始めたヴィーガンですが1年ちょっとたって、やめることにしました。

大きな理由は二つあって、一つ目は

・当時悩んでいた腰痛と膝痛の治癒につながるかもしれないと思ったけれども、結局、ヴィーガンでは解決せずに他の方法で解決してしまった

ということでした。健康って何を見たところ、これまで関節炎に悩んでいた高齢の女性がヴィーガンになったら数ヶ月でよくなったという画像を見て、ちょうど私が積極的に肉を食べ始めてから腰痛や膝痛に悩まされるようになったので、これをやってみようと思ったのです。

ところが残念ながらその女性と違って、私は1年近く続けても腰痛も膝痛も改善しなかったのです。

一方、新年に入ってから、毎日スクワットをしたり、ダンベル体操したり1万歩以上歩いていたら腰痛の方はあっという間に解消してしまいました。

膝の方も食事では治らないので、何件も病院に行ったのですが、結局4件目の病院のブロック注射でほぼ治りました。

そこである意味、私にとって健康上の悩みを解決するためのヴィーガンを続ける積極的な理由がなくなってしまったのです。加えてもう一つ致命的な理由がありまして

・パートナーのひろこさんが、ヴィーガンでないので、今離れて暮らしているので、数少ない一緒の食事の時に私の手作りの料理を一緒に食べたい

ということでした。

ひろこさんと一緒に暮らし始めたのは、私がヴィーガンになった後ですが、ひろこさんは特にヴィーガンに興味があるわけではないので、家では付き合ってくれますが、外では逆に積極的に肉を食べなければいけないようになりました。

それが東京では例えば、朝食を一緒に食べて、夕食は別々みたいなことができたのですが、今は京都と東京で別れて暮らしていますので、1ヶ月にせいぜい5回ぐらいしか一緒に食事をしませんから、数少ない食事を一緒に取れる時にできれば私が作ってあげたいので、その時にひろこさんの好きな肉料理も入れたいのです。私の5倍ぐらい肉が好きなので。

そして、肉の入った料理を作ったからといって、私が食べないのも変なので、なのでこれはもう潮時だと思ってやめることにしました。

まあ、そうは言っても肉の塊の料理はほとんどなく、例えば写真のように、シチューの中にほんの少し肉が入るとか、豚汁のようなスープを作るとか、そんな感じです。写真のビーフシチューも京都で作ったのですが、ひろこさんが喜んで3杯も食べてくれたので嬉しいです。

1日の肉摂取量が日本人の女性であれば100グラム程度までは、特に健康疾患の研究報告はない一方、高齢女性のタンパク質不足は、逆に警告をされていますので、もともと私は肉がそんなに好きではないので、まあ自分のペースで食べる分には食べすぎにはならなさそうです。

あれだけヴィーガンヴィーガンと言っていて、手のひらを返したようで恐縮ですが、その時々で一番いいと思う決断をしたいと思っていますので、前にした決断が現状に合わなくなった時にはこだわらずに変えていきたいと思っています。