「シラノ・ド・ベルジュラック」観劇してきました。密かにお芝居好きです。

今日は、日生劇場にシラノ・ド・ベルジュラックを見に行ってきました。平日の午後1時半の開演という昼公演なのに、満席でした。

内容は、かなり原作に忠実に再現されていて、丁寧に作られていました。なんと言っても、主人公のシラノの吉田鋼太郎さんと、とロクサーヌの黒木瞳さんの二人の演技が圧巻で、3時間以上の長い劇でしたが、まったく長さを感じさせず、あっという間に終わりました。

今回は主人公のふたりだけではなく、若手のクリスチャン役の大野拓朗さんも、シラノとの掛け合いがなめらかで、すごく自然だったし、憎まれ役のド・ギッシュ伯爵の六角精児さんが、むちゃくちゃいい味だしていました。

いわゆる美醜差別の問題を正面から取り扱っていましたが、ほんとうに、何が真実で何が幸せで、なにがいいのか、いろいろな方面から考えさせられました。

うん、ほんと、お芝居はいいです。なんだかんだ言って、2ヶ月に1度か、それよりも高い頻度で劇場系に足を運んでいます。

映画も素晴らしいのですが、三次元のリアルさにはまだまだかなわないんですよね。生演奏と、目の前でほんとうに飛び散る汗や表情、そしてこちらに語りかけられてくる声、しびれます。

もっともっと、お芝居いきたい!!